あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

今年もTOYSTUDIOの改良や機能追加に邁進したいと思います。

ユーザーの皆様にとって、「役に立つ」ツールであることを第一に考え、

シンプルな操作性と、高い機能性を両立したソフトウェアにしていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

トピックスやチュートリアルを更新

昨日のバージョンアップで、デフォルトで作成されるIKのタイプが「回転面」に変更されたので、トピックスの「7 IKハンドルについて」とチュートリアルの「2-4 IKハンドル アニメーション」の関連する記述を更新しました。

また、ジョイントを選択した状態で平面や立方体等を作成する際に、「ポリゴン選択 モード」の場合のみジョイントの影響範囲が作成されるようになったので、チュートリアルの「2-10 ジョイントの影響範囲設定」の関連する記述を更新しました。

TOYSTUDIO 1.6.3.3 をアップ

ダウンロード」のページにTOYSTUDIO 1.6.3.3 をアップしました。今回のバージョンアップでは、ペアレント拘束(ペアレント コンストレイント)機能を追加しました。

ツールバーに「ペアレント拘束 ツール」が追加され、ペアレント拘束が作成できるようになりました。

ペアレント拘束では、拘束されるオブジェクトが拘束ターゲットの子の階層にあるかのように移動と回転が拘束されます。この機能についての記事として、トピック「18 拘束(コンストレイント)について」内に「ペアレント拘束」を追加しましたので参照してください。

また、IK以外の拘束機能において、前バージョンではパラメータの拘束やオフセットをローカル座標系で行っていたのを、ワールド座標系で行うように変更しました。これはFBXと同じ方式なので、拡張機能でサポートしているFBXファイルの入出力機能もより忠実になりました。
旧バージョンで作成された拘束は新バージョンで読み込む際にコンバートされますが、回転等がワールド座標系で拘束されるようになりましたのでご注意ください。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

トピックス「7 IKハンドルについて」を更新

TOYSTUDIOの今回のバージョンアップに伴って、トピックスの「7 IKハンドルについて」を更新しました。今回、TOYSTUDIOのIKのタイプが増えたので、「「回転面」タイプと「回転面Flex」タイプ」の項目を追加しました。

TOYSTUDIO 1.6.3.2 をアップ ― 拘束(コンストレイント)機能、制限機能を追加 ―

ダウンロード」のページにTOYSTUDIO 1.6.3.2 をアップしました。今回のバージョンアップでは、位置、回転、エイム、スケール等の拘束(コンストレイント)機能や、移動、回転、スケールの最大値/最小値制限機能を追加しました。

拘束(コンストレイント)機能について

拘束作成用のツールとして、「IKハンドル ツール」に加えて、「位置拘束 ツール」、「回転拘束 ツール」、「エイム拘束 ツール」、「スケール拘束 ツール」が追加されました。

拘束が作成されると、オブジェクト ウィンドウに以下のようなタブが追加されます。

拘束機能についてのトピックとして「18 拘束(コンストレイント)について」を追加しましたので参照してください。

IKハンドルについて

オブジェクト ウィンドウの「IK拘束」タブに「極ベクトル ターゲット」の欄が追加され、IKの極ベクトルの方向をオブジェクトで指定できるようになりました。この機能により、追加を予定していた「極ベクトル拘束」機能は不要になりました。タブの下部には「削除」ボタンが追加され、IK拘束自体が削除できるようになりました。

また、IKタイプは「自在」(既存)、「回転面」(新規)、「回転面Flex」(既存)の三種類になりました。名称の互換性の関係から、「回転面Flex」が既存のIKタイプになりますのでご注意ください。新規の「回転面」タイプは、極ベクトルの変化に対してツイスト軸方向の回転が生じ、FBX形式のRotation Plane IKと同一の動作となります。

最大値/最小値制限機能について

オブジェクト ウィンドウに「制限」タブが追加されました。3Dウィンドウにおけるオブジェクトの操作において、移動、回転、スケールの各軸方向についての制限をつけられるようになりました。例えば、オブジェクトの移動範囲を制限したり、IKにおけるジョイントの回転を制限したりなどできます。

その他

今回実装された拘束(コンストレイント)機能はFBX形式のコンストレイントと互換性があり、拡張機能のFBX入出力機能に対応しています。Autodesk FBX Converterはコンストレイントにも対応しているため、TOYSTUDIOで作成された、コンストレイントで構成されたモデルのアニメーションを再生することができます。なお、最大値/最小値制限機能についてもFBX形式での入出力に対応しています。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

【ご要望、バグ報告対応】ボーンの影響範囲用のマテリアルを削除していくと、TOYSTUDIOがフリーズして落ちる。

【ご要望、バグ報告対応】のページに、「ボーンの影響範囲用のマテリアルを削除していくと、TOYSTUDIOがフリーズして落ちる。」、および「ウェイト ペイント中に、頂点ごとのボーンの影響度の値を表で表示してほしい。」を追加しました。

次のバージョンアップで追加される主な機能

次のバージョンアップでは、主に以下の機能が追加される予定です。実装についてはほぼ出来上がってきている状況です。

①位置、回転、エイム、スケール、極ベクトルの拘束(コンストレイント)機能。
②位置、回転、スケールの最大/最小値制限機能。

②については、IK(インバース・キネマティクス)や拘束において、冗長な関節の動きを制限する場合等にも使えます。

【ご要望、バグ報告対応】FBXファイルの出力時に、モーフ ターゲットとなるメッシュを設定する機能。

【ご要望、バグ報告対応】のページに、「FBXファイルの出力時に、モーフ ターゲットとなるメッシュを設定する機能。」を追加しました。