暫定バグフィックス版をアップ

ToyStudioの起動時に「シェーダー コンパイル エラー」というメッセージ(画像)が表示され、「OK」ボタンを押すと強制終了するというご報告をいただきました。
この不具合は、ToyStudioの実行ファイルにあるシェーダーのコードが起動時に復号化される際に、システムにインストールされている他のアプリの復号化のキーとバッティングする場合に起こります。
暫定修正版を以下にアップしましたので、この不具合でToyStudioが起動できない場合にご利用ください。

● 通常版(ToyStudio1637ex2.zip)
● 拡張機能版(ToyStudioAdvance1637ex2.zip)

これらはインストーラーなしの実行ファイルで、Ver.1.6.3.7がインストールされている環境で実行できます。現状のVer.1.6.3.7のインストール フォルダに上書きして使う場合、正式な次のバージョン(1.6.3.8以降)をインストールする際、先にコントロール パネルからVer.1.6.3.7をアンインストールする必要がありますのでご注意ください。

暫定バグフィックス版をアップ

ToyStudio Advance「ボーン ウェイトのミラー コピー」のバグ報告をいただき、「ご要望・バグ報告対応」のページに追加しました。
ボーン削除などを行なった特定のファイルでこのコマンドを実行すると、アプリケーションが異常終了をする場合があります。

このバグの暫定修正版をこちらにアップしました。インストーラーなしの実行ファイルで、Ver.1.6.3.7がインストールされている環境で実行できます。現状のVer.1.6.3.7のインストール フォルダに上書きして使う場合、正式な次のバージョン(1.6.3.8以降)をインストールする際、先にコントロール パネルからVer.1.6.3.7をアンインストールする必要がありますのでご注意ください。

ToyStudio 1.6.3.7 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.3.7 をアップしました。今回のバージョンアップでは、以下のような機能の更新を行ないました。

拡張機能である「FBXファイルの書き込み」機能に以下の出力オプションを追加しました。

●「マテリアル カラーを拡散光として出力」
UnityではFBXファイルの「拡散光」のデータを「カラー」として読み込んでいるようです。このチェックにより、Unity用FBXファイルで、マテリアル カラーが正確に出力できるようになりました。

●「ポリライン表示のメッシュ以下を動かさない」
ポリライン表示のリグの使用したモデルで、拘束をベイクする場合に、不用なアニメーション キーの出力を省くことができるようになりました。

Unity用FBXファイルの出力についてのトピックとして、「19 Unity用FBXファイルの作成」を追加しました。

また、ToyStudio BBSやメールでご報告いただいた不具合等についても対応しましたので、バージョンアップ履歴をご参照ください。

ご要望やバグ報告に対する現時点での対応状況については、ご要望、バグ報告対応をご参照ください。

ホームページをリニューアル

ここ数日行なっていた、ホームページのリニューアル作業が終了しました。

サイト内検索において、検索結果がブログ記事優先ではなく日付順になるように修正しました。

また、「リンク」ページのリンク切れなどを修正し、「入門書」ページに作例データの素材参照先のリンクを追加しました。

はじめてのToyStudio (I・O BOOKS)」の準備のため諸々の更新作業が遅れていたのを、現在挽回している真っ最中です。

「入門書」のページに制作例の動画を追加

「ソフトウェア」メニューの「入門書」のページに、以下の「はじめてのToyStudio」の制作例の動画を追加しました。

以下のように、拘束(コンストレイント)やIKハンドルを使用したキャラクター リグを作成し、左右の2ポーズのみで「サイドステップ」のモーションをコントロールしています。また、このリグの仕組みをそのままFBXファイルにエクスポートしています。
Get the Flash Player to see this player.

はじめてのToyStudio

6月20日にToyStudio/MechaStudioの入門書『はじめてのToyStudio』(工学社)が発売されることになりました。

はじめてのToyStudio

本書では、ToyStudio/MechaStudioの基本操作から、ボーンの組み込みとスキニング、キャラクター・リグを使ったアニメーション、レンダリングなども含めて総合的に解説されています。

IKハンドルや拘束(コンストレイント)を使用した汎用的なキャラクター リグについても、詳しい制作例が掲載されています。

ボーンの組み込みとスキニング

ボーン アニメーション

キャラクター リグの作成とアニメーション

カメラ選択とライティング

本書の主な内容は以下のようになっており、キャラクターCGアニメーションの入門用テキストとしてもお勧めいたします。

はじめてのToyStudio

第1章 「ToyStudio」の基本機能

「ToyStudio」の特徴
主な機能
インストール
インターフェイス

第2章 「ToyStudio」の基本操作

「オブジェクト」と「ポリゴン」
図形の選択
「ツール」と「マニピュレータ」
直接操作

第3章 基本的なアニメーションの作成

キーフレーム・アニメーション
「オイラー角」と「ジンバル・ロック」

第4章 「ボーン」と「スキニング」

「ボーン」の組み込み
スキニング
ボーン・アニメーション

第5章 「拘束」と「IKハンドル」

拘束(コンストレイント)
IKハンドル

第6章 「キャラクター・リグ」の作成

「リグ」とは
「腰のリグ」の作成
「腕のリグ」の作成
「脚のリグ」の作成
「頭のリグ」の作成
「右側のリグ」の作成

第7章 「キャラクター・リグ」のアニメーション

「モーション」の作成
サウンド・アニメーション
カメラ・アニメーション

第8章 「拡張機能」を使った「外部ソフト」との連携

レンダリング
3D-CGデータの活用

当サイトの「ソフトウェア」メニューに「入門書」のページを追加しました。このページでは、本書の制作例のデータがダウンロードできます。

メタセコイア4で作成されたMQOファイルにつきまして

メタセコイア4で作成されたMQOファイルにつきまして、頂点数が4を超えるポリゴンを含む場合、ToyStudioがエラーで落ちます。
(この件についてご報告をいただき、「ご要望、バグ報告対応」を更新しました。)

現状では、該当ファイルをメタセコイア3.1.6以降(3系のバージョン)で読み込んで上書きすると、ToyStudioで正常に読み込めるようになります。

この不具合は次のバージョンアップで修正いたします。