TOYSTUDIO SDK  1.6.1.3
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3.ファイルの追加と関数の実装

ファイルの追加

TOYSTUDIO SDKのSrcフォルダにある「TaLib.cpp」をプロジェクトのフォルダにコピーし、 プロジェクトに追加します。 「TaLib.cpp」はTOYSTUDIO APIライブラリの一部であり、必ずプロジェクトに追加する必要があります。

また、TOYSTUDIO APIライブラリを利用するためには、 TaLib.hファイルをソース コードにインクルードする必要があります。

#include "TaLib.h"

プラグイン関数の実装

プラグインを作成するためには、 プラグイン関数 をプラグインのソース コードに実装する必要があります。 必須の関数 は必ず実装する必要があり、 インポート機能を使用する場合はインポート要素の関数 、 エクスポート機能を使用する場合はエクスポート要素の関数 を実装します。 どの機能の要素を利用するかは TaGetPluginElements() で指示します。

必要な関数の外形が実装されたソース コードがSDKに用意されていますので、 今回はこれを利用します。 TOYSTUDIO SDKのSrcフォルダにある TaPlugin.h、TaPlugin.cppファイルをプロジェクトのフォルダにコピーし、 プロジェクトに追加します。 後は、関数の中身をコーディングしてください。

デバッグ

Visual Studioの「デバッグ」メニューの「デバッグ開始」をクリックすると、 TOYSTUDIOが自動的に起動しプラグインをデバッグ実行できます。 単純に実行するには「デバッグなしで開始」をクリックします。

TOYSTUDIOが自動的に起動しない場合、 デバッグ用の「コマンド」、「作業ディレクトリ」の設定を行ってください。

プリコンパイル済みヘッダー

以上の作成例では、「プリコンパイル済みヘッダー ファイルを使用する」設定でプロジェクトが作成されています。 これを使用しない場合、プロジェクトに追加する「.cpp」ファイルの冒頭で、

#include "stdafx.h"

をコメントアウトし、代わりに

#define WIN32_LEAN_AND_MEAN
#include <windows.h>

の2行をアンコメントして使用してください。